告別式のマナー

受付でのマナー

受付でのマナーの写真

受付では、お悔やみの言葉を述べ、すでに通夜に参列して香典を渡している場合は、その旨を伝えます。通夜で香典を渡す準備ができていなかった場合は、翌日の告別式で香典を渡します。いずれにしても、香典を持ってこなかった場合は、その旨を書けばよいでしょう。他の人から香典を受け取る場合は、受付で香典の量を渡してから、自分の名前と香典を受け取った人の名前を書きます。すでに通夜で香典を渡している場合は、受付で「昨夜も来ました」と伝えます。式場での挨拶は、遺族のところには行かないようにしましょう。ご遺族と対面して焼香するときは、無言で一礼するか、お悔やみの言葉を述べるだけにしましょう。通夜ですでに香典を渡している場合は、遺族に「昨日の夜も来ました」と伝え、記帳だけしておきましょう。

葬儀の席順は、祭壇に向かって右側に遺族や親族、左側にその他の参列者が並びます。祭壇に近いほど高い位置に座ることになるので、故人との関係性に応じた席順を意識しましょう。

弔辞をお願いしている人や、出席者の中で弔辞を読みたい人がいる場合は、その人に読んでもらいます。弔電の読み上げの後は、時間の関係で名前のみ紹介します。

風邪や花粉症の方は、マスクの着用が必要な場合があります。予防のためにマスクをする方もいらっしゃると思います。マナーとして、葬儀の際にはマスクを外すのが一般的ですが、今日のコロナの渦の中では、一般的にマスクをした方が良いと言われています。